ゲル
テレルジゲルツアーに参加して、宿泊地のゲルに着いた続きです。
昼食
まずは、みんなで昼食です。
昼食を食べていると、ボリビア人のカルロスさんが来ました。
韓国で学生をしているので、ボリビアから来たわけではありません。
ここに泊まるわけではなく、昼食と乗馬をしに寄ったそうです。
↑スーティ・ツァイ
塩味のミルクティーです。
食事の時には必ず出ます。
初めは、しょっぱいので不思議な感じがしましたが、ハマりました。
↑モンゴル版ドリトス
自家製らしいです。ほぼ無味無臭でした。
ジャムやバターをつけて食べるようです。
↑アーロールというモンゴルのチーズ
固くて、酸っぱくて苦手な味でした。
↑砂糖に群がるハエ
食欲が減退しました。。。
自家製バターもありましたが、発酵臭が強かったです。
一番美味しかったのは、チョコパイでした。
おやつみたいな昼食だなと思っていたら、メイン料理が登場しました。
ツォイワンという、小麦粉の麺と肉、野菜を蒸し焼きにした料理です。
馬肉が入っていました。柔らかくて美味しかったです。
なぜ日本では馬肉を生で食べるのに、調理しては食べないのでしょうかね?
ゲルの中にテレビがありました。
ソーラーパネルで、充電したバッテリーから電源を取っていました。
日本から持ってきていた、飴とソイジョイを差し上げました。
少しだけ喜ばれました。
敷地内散策
食後、カルロスさんは、ご主人と馬で出かけて行きました。
おいらの乗馬体験は明日らしいので、今日は何もやることがないです。
今夜、泊まるゲルを見に来ました。
ベッドが2つあって、ドライバーと一緒に寝るみたいです。
老犬がいました。名前は、アクタブンです。
昔は、羊を追っていたのでしょうか。
ゲルの中には入らないように教育されているようでした。
↑羊を捕まえようとする、アチュロさん
余裕で逃げられていました。
↑水を飲む牛
この景色、Windows XPの壁紙を思い出します。
ミニマーケット
飲み水を持っていないことをドライバーに伝えたら、近くにある売店に連れていってくれました。
近くと言っても、車で20分ほど走りましたが。
まぁ、お隣のゲルが数キロ離れてますからね、距離の感覚が我々とは違いますわな。
飲み物やお菓子、インスタントラーメンなんかが売られていました。
アチュロさんが、1.5リットルの水をおごってくれました。
暇つぶし
再びゲルに戻ってきました。
アチュロさんが、トランプを持ってきました。
ゲルまで来てトランプやるのもなんですが、他にやることないので仕方ありません。
7並べならぬ、10並べです。
ルールはもっとシンプルでした。
普段はガチで金をかけてやっているらしいです。
↑地球の歩き方を見るアチュロさん
↑孫の写真を見せてくるアチュロさん
敷地外散策
ゲル内での遊びに飽きたので、敷地の外を散歩します。
どこまで行っても草原で、景色が変わらないので、散歩のし甲斐がありません。
小高い丘に登ってみました。
映画を見ているような、現実感のない景色が広がります。
こんな環境でも生きていける人間て、すごいと思いました。
↑ハッ! ハッ!と言いながら、子牛を追うゲル主
夕食
18時30分、夕食の時間です。
ボダータイ・ホールガという炒めご飯でした。
牛肉が入っていました。
モンゴル料理って美味しいのですが、味付けが塩だけなので、だんだん飽きてきます。
モンゴル語も話せなければ、ネットも使えない状況なので、きほん蚊帳の外状態です。
こういう状況は慣れているので、別になんとも思いませんけどね ・・・
って悲しいこと言わすな!
乳搾り体験
夕食後、乳搾りをすると言うので、付いて行くことに。
奥さんが、搾乳しています。
めちゃくちゃ勢いよく乳が出ています。
おいらも試しにやらせてもらいましたが、チョロチョロとしか出ませんでした。
牛さんも嫌そうな顔をしていたので、やめて差し上げました。
↑搾りたての牛乳
明日のスーティ・ツァイになるのでしょうか。
就寝
19時30分、日が暮れてきました。
↑スマホをいじるアチュロさん
外の気温がぐっと下がりました。1桁台の気温だと思います。
暖房を入れてくれないので、もう寝るしかありません。
20時、就寝。
こんなに早く寝たのは、小学校低学年以来ではないでしょうか(笑)
↑即効で寝るアチュロさん
星空がスゴイだろうなと思い、22時に目覚ましをかけて起きましたが、曇っていたのか、ほとんど星は見えませんでした。
寒いので、ゲルに戻ってまた寝ました。
何かできる中で何もしないのと、何もできない中で何もしないのは全然違いますね。
そこにあるのは、大自然と自分だけ
時間の感覚が消え、自然と焦りがなくなった
何かを考えてもいい、何も考えなくてもいい
何もしない贅沢
何もしないをするために訪れる場所
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