ローカルバスでクチトンネルに着いた続きです。
クチトンネル
クチトンネルについて簡単に説明しておきます。
ベトコン(南ベトナム解放民族戦線)によってゲリラ線の拠点として作られた約250kmのトンネルです。ベトコンの兵士たちは様々な工夫をして、狭いトンネルに身を潜め、アメリカ軍に対してゲリラ戦を展開しました。その複雑な構造からアメリカ軍は、最後までクチトンネルを攻略することができませんでした。
現在は、戦争史跡公園として、当時の生活の様子や戦争中に使われた罠の数々が残されています。
クチトンネル見学ツアー
20分ほど待つと、イタリア人グループとインド人カップルが来ました。
13時50分、ツアー開始です。
女性兵士は、報告書の作成やトンネル内のガイド、負傷兵士の救助など、重要な役目を果たしていたそうです。
↑ビデオ上映室
ベトコン(南ベトナム解放民族戦線)の戦いや地元住民の暮らしを描いた約10分の記録映画を見さされました。
モニターの左にクチトンネルの模型が見えますが、まるで蟻の巣のようです。
奥に進むと、トンネルの入り口がありました。ガイドを先頭に中に入ります。
※閉所恐怖症の人は、詰むので入らない方がいいと思います。
写真だと広そうに見えますが、幅80cm、高さ120cmぐらいでしょうか。
おいら身長170cmなんですけど、腰曲げて進まないといけないので、だいぶしんどいです。
身長の高いヨーロピアンは、もっと大変そうです。
背の低いベトナム人の利点ですね。
次に、何もないところでガイドが立ち止まりました。
落ち葉を払うと、入口出現!
デカめのタブレットくらいの穴です。
いや〜 これは流石に入れないでしょ〜(棒)
初めに小柄なインド人女性が挑戦。
意外と簡単に入れてしまいました。
その後、挑戦した身長190cmくらいあるイタリア男も入れてました。
肩さえ入れば、よほどのデブじゃなきゃ大丈夫ぽいです。
おいらは、服が汚れそうなので入りませんでした ←じゃあ来んな!
↑罠
針山が仕込まれています。めちゃ怖。
ベトコンの奇襲と罠の両方に注意しないといけない。
こりゃアメ公からしたら、めっちゃストレスですね。
デカめの入口。
病院や
作戦会議室がありました。
ツアーの最後に、兵士がよく食べていたキャッサバが出されました。
塩と砕いたナッツをつけて食べます。
生だと思いますが、ホクホクしています。
美味しくはないですけどね。
これドリアンじゃね?
頭に落ちてきたらお陀仏じゃね?
14時50分、ツアー終了。
いや〜 すごかったです。
あんな狭くて暗いところで生活してたら、おいらなんか絶対すぐに病んじゃいます。
手彫りで250kmトンネル掘る執念もヤバいです。こりゃアメリカも中国も勝てんわけだわ。
戦争反対!
さて、ホーチミンに帰りましょう。
国道15号に出ました。
売店の椅子に座って、バスを待ちます。
ミネラルウォーター 10,000ドン ≒ 60円
クチトンネル ⇒ ホーチミン(ローカルバス)
15時20分、バスが通ったので手を上げて停めました。
ew (>_<)
クチターミナルで74番バスに乗り換え ⇒ An Suongバスターミナルで4番バスに乗り換え
ホーチミン市内に入りました。
渋滞ヤバ過ぎて全然進まん。。。
これ地下鉄作らないと解消しないんじゃない。
ホーチミン
18時50分、9月23日公園に着きました。
3時間半かかりました。往復で6時間です。
早朝に出発して、昼帰ってくる方が渋滞を避けれていいと思います。
フォークイーン
宿の近くにある、大人気フォー屋さん『フォークイーン』に入りました。
営業時間は、8:00〜3:00。休みなし ←イカつ!
↑場所
牛肉フォー 79,000 ≒ 440円
強気の価格設定です。
もやし、トウガラシ、葉野菜、ライムをお好みで入れて食べます。
牛肉はレアで、やわらかいです。
美味しいですが、普通に美味しいレベルです。
すごく繁盛している理由が分かりません。
疲れたので、ブイヴィエン通りのやかましい宿に戻ります。嫌いです。
19時30分、コンビニでおやつを買って帰宿。
ドリトス 34,000ドン ≒ 190円
長細いパン 12,000ドン ≒ 70円
丸いパン 8,000 ≒ 40円
甘い緑茶 12,000ドン ≒ 70円
相変わらずうるさいですが、疲れていたのでおやつを食べてたらすぐに寝てしまいました。
明日は、ホーチミン市内をガッツリ観光します。
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