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2023/3/2 エルサレムからパレスチナのベツレヘムへ(アラブバス)アラブで荒ぶる、イエスの生まれた降誕教会とミルク・グロット見学

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更新日:

エルサレム

5時30分、起床。

時差ボケの影響で、早寝早起き生活を送っています。

朝食に宿の無料コーヒーと昨日買ったクッキーをいただきました。

 

パレスチナの基本情報

さて今日は、エルサレムから南へ約10kmの場所にある、パレスチナのベツレヘムという町に行きます。

えっ!? パレスチナって危ないんじゃないの??と思われる方が多いと思います。
おいらも調べる前はそう思ってました。

ということで、パレスチナについて簡単に説明しておきます。

【パレスチナの基本データ】

■首都
東エルサレム(首都機能はラマッラー)

■人口
約548万人(2023年時点)
(西岸地区 約325万人、ガザ地区 約222万人)

■人種・民族
アラブ人

■面積
約6,020平方キロメートル
西岸地区5,655平方キロメートル(三重県と同程度)
ガザ地区365平方キロメートル(福岡市よりやや広い)

■通貨
イスラエル・新シェケル

 

パレスチナ自治区の地図(外務省のHPより)

パレスチナは、ガザ地区及びヨルダン川西岸地区の2ヵ所が領域です。
地図左下の小さな緑色がガザ地区、エルサレムの右にある緑色がヨルダン川西岸地区です。

ガザ地区はイスラム主義組織ハマスの統治下にあり、イスラエルと頻繁にドンパチしていますが、今回行くヨルダン川西岸地区は面積の60%以上がイスラエルの軍事支配下に置かれているので、比較的安全です。(たまに衝突が起きます)

パレスチナを主権国家と呼ぶかは議論があります。
国連には正式加盟しておらず、オブザーバー国家という位置づけで参加しています。
しかしながら、国連加盟国193ヵ国の内、130ヵ国以上がパレスチナを国家承認しています。

ちなみに日本は国家承認していません。
パレスチナ”自治区”と呼ばれているのはそのためです。

中田敦彦のYouTube大学を見て勉強しました(笑)

↑道を掃除する人

7時30分、宿を出発。

ベツレヘム行のバスが出ている、ダマスカス門近くのバスターミナルに向かいます。

トラムに乗ろうと思いましたが、まあまあ混んでいたので、歩いて行くことにします。

↑ダマスカス門

 

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アラブバスターミナル

 

7時50分、アラブバスのターミナルに着きました。

アラブバスとは、主にパレスチナを走るバスのことです。

ベツレヘム行は、231番です。

 

エルサレム ⇒ ベツレヘム(アラブバス)

8時、乗車。

ほぼ満席です。

Rav-Kavカードで払いました、
運賃は片道6.8シェケル(≒240円)です。

出発。

エルサレム市内は渋滞がひどくて、なかなか進みませんでした。

しばらく走るとこの景色。

 

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ベツレヘム

8時50分、パスポートチェックなどはなく、ベツレヘムのレブロン通りに到着。

速攻でタクシードライバーに取り囲まれました。
断っても、じゃあいくらなら乗るんだ?と言って引き下がりません。
無視して歩きだしたら、俺には小さい子供がいるんだ!とか言って追いかけてきます。

結局、100mくらいついてきたと思います。

いやぁ アラブですね(笑)

この感じ久しぶりで面白いんですけど、ウザいが勝ちます。

ベツレヘムの旧市街エリアです。

お店が多くて賑やかです。

うまそ!

瓶コーラ 3シェケル ≒ 110円

売店で買いました。
瓶コーラなんて飲むのいつぶりだろう。。。

イスラエルに比べて、物価がかなり安くなりました。思ったほど安くはないですけど。

↑メンジャー広場

ここでもタクシードライバーにしつこく付きまとわれました。。。

 

降誕教会

9時20分、降誕教会に来ました。

イエスが生まれたとされる洞窟の上に建つ教会です。

パレスチナにあるって、なんか意外ですね。

2012年に世界遺産に登録されています。
パレスチナってユネスコには加盟してるんですよ。

座って休憩していたら、JICA(国際協力機構)で働いていたという男に話しかけられました。

最初は世間話をしていたのですが、途中から○○と○○を車で回って20ドルでどう?みたいな話になりました。

ああああ~ パレスチナ人うぜぇぇえええ~ (ꐦ ‾᷄꒫‾᷅ )

アラブで荒ぶってごめんなさい。

↑入口

ちっちゃ(笑)

その名も「謙虚のドア」です。

↑祭壇

イエスが生まれたとされる地下洞窟に入るために、長蛇の列ができています。

面倒臭いし、さして興味ないけど、ブログのために並びます。
実はこういうこと多いです。

20分経過。

まだ入口が見えません。

30分経過。

やっと洞窟の入口が見えました!

一人ずつしか入れないような狭さです。
そりゃ時間かかるわな。

将棋倒し起きそうで怖ぇ。

記念撮影とかええから、早よう入らんかいワレ!

にしても、フィリピン人多い。

列に並んでから40分後、やっとイエスの生まれた場所を見ることができました。

これで、イエスが「生まれた場所」と「亡くなった場所(聖墳墓教会)」の両方を見れたわけです。

ただ、どの記事を読んでも生まれたと"される"と曖昧さを残してるのが気になるんですよねぇ。
まぁそんなこと言い出したら、どこだってそうか。

ちっちゃい事は気にするな、そ~れ ワカチコワカチコー♪

外に出て、教会のトイレをかりました。

トイレ使用料 3シェケル ≒ 110円

瓶コーラと同じ値段て、高すぎるやろがい!!

 

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ミルク・グロット

続いて、降誕教会近くにある「ミルク・グロット」に来ました。

マリアが母乳をこぼしたら、赤かった地面がミルク色に染まったという伝説の残る場所に建つ教会です。

皆さん金色の円盤みたいなものを拝んでいます。

なんでしょうねこれ?

真ん中に白いものがあるから母乳で色が変わった地面の一部かな?

 

宗教系の施設はもうお腹いっぱいなので、分離壁とバンクシーの絵を見に行こうと思います。

 

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