ESTAの申請で悪質詐欺サイトに引っかかり高額な手数料を払ってしまったので、同じ被害に会う人が現れないように記事にしようと思います。
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)
米国に短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合(米国における乗り継ぎ含む)、査証(ビザ)は免除されていますが、電子渡航認証システム(ESTA)の取得が2009年1月12日より義務化されています。
目次
ESTA公式サイト
詐欺サイトの話の前に、ESTA申請公式サイトはこちら「https://esta.cbp.dhs.gov/」 です。
必ずこちらのサイトから申請するようにしましょう。日本語も選択可能です。
ESTAの申請料金は、21USドルです。
ESTA詐欺サイト(Esta Online Center)
今回引っかかってしまった悪質詐欺サイトというのは、株式会社エス・ワイ・エイチが運営する「Esta Online Center」申請代行サイトです。
申請代行業者という建付けで高額の手数料を取る手口なので、厳密な意味での詐欺ではないのですが、詐欺まがいのことをしているという意味で、当記事では”詐欺サイト”と記載させていただきます。
「esta 申請」と検索すると上から2番目に表示されるこいつです。
Googleの検索窓に「esta center」と入力すると、予測変換が酷い有様です(笑)
Googleの口コミも悲惨なので、ぜひご覧ください。
公式サイトに似たデザインで、だます気モリモリです。
小さな字で、申し訳程度に申請代行である旨が書かれています。
↑ESTA Online Centerの申請フォーム
公式の入力項目と同じです。
手間が省けるわけでもない、なんちゃって”代行”サービスです。
詐欺サイト (Esta Online Center) の手数料
そのただデータを転送するだけの悪質詐欺サイトに払う手数料はなんと、、、
8,690円 なり!!
舐めとんのかワレ!! (# ゚Д゚)
不整合な審査結果
問題なくESTAを取得できていれば、詐欺に気づかなかった自分が悪いのだと泣き寝入りしてたかもしれませんが、そうではなかったのです。。。
申請して数時間後、Esta Online Centerから申請が許可された旨のメールが届きました。
ESTA Online Centerからステータスを確認しても許可されている。
しかし、公式サイトからステータスを確認すると、「Travel Not Authorized」
つまり 不許可。。。
以前にイランに行ったことがあるので、アメリカ入国にあたり、ESTAではなくビザを取らないといけないとうことで、不許可になったと思われるのですが、
代行サイトと公式サイトで申請結果が違うって、代行にすらなってないやん ┓(;´_`)┏
て話ですわ。
航空券を予約する前に気づけて良かったです。
ESTA Online Centerへの返金要求
ESTA Online Centerの問い合わせフォーム「https://esta-center.com/form/contact/top」から返金を要求しました。
入力したメールアドレス宛に、問い合わせ受付メールが届きます。
1日待っても返信が来なかったので、催促しました
↑ESTA Online Centerからのメール
手数料の8,690円は全額返金してもらえることになりました☆彡
ESTAを取得できていても、消費者センターの名前を出せば返金に応じてくれるようなので、泣き寝入りせずに返金を依頼しましょう!
もちろんこの後、消費生活センターに報告しました。
このような悪質詐欺サイトがAI時代には駆逐されることを期待します。
ESTAだけでなく、カナダETAなどでも詐欺サイトがあるようなので、お気を付けください。
ではでは
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【2023/6/18 追記】
この通り、無事に返金されました。