チャパティとは
ウィキペディア情報
「チャパティ(チャパーティー、 英語: Chapati、 ウルドゥー語: چپاتی、 ヒンディー語: चपाती)は、インド・パキスタン・バングラデシュ・アフガニスタンにおけるパンの一つ。南アジアからの移民の影響で、東アフリカにも普及している。ロティの一種。」
インドの主食?
多くの日本人はインドの主食といったらナンと思っている人が多いでしょうが、ナンはタンドール窯で焼く必要があるため、実はインド人も日本人と同じでレストランで食べるだけです。
北インドの主食はフライパンで焼けるチャパティで、南インドは米がよく食べられています。
おいらがインドを旅したときもレストランではナンよりチャパティの方が安いのでチャパティをよく食べていました。そもそもインドのナンは、日本で食べるナンほどふかふかしていないし、甘みもないのでそれほど美味しいと思いませんでした。
ちなみに、日本のインド料理店の店員の8~9割はネパール人らしいです。
チャパティを作るようになったわけ
コロナ自粛で自炊することが増えて、以前から興味があったインドカレーをスパイスを揃えて自分で作るようになったのですが、バターチキンカレーのような濃厚なカレーには米があまり合わないと感じて、チャパティを作ってみようと思いました。
水の量や火加減で初めはうまく作れなかったのですが、何度か試すうちにうまく焼けるようになったので、ブログで紹介してみようと思った次第です。
バターや生クリームの入ったカレーにはチャパティが合います。南インド系のサラサラしたカレーには米(バスマティライス)が合うと思います。
前置きはこれくらにして、実際にチャパティを作っていきましょう!
チャパティの作り方
チャパティの材料
・全粒粉
・塩
・水
材料は上記の3つだけ。醗酵もさせないのでめちゃ簡単で、めちゃ安です。
アタ粉(全粒粉)
おいらがよく買うインド産の全粒粉(ヒンディー語でアタ)。
Amazonで1kg、\1,296。
詳しいことは分からないのですが、日本で売っている全粒粉を使うと表皮や胚芽の部分が多いからか黒っぽくなってしまい美味しくなさそうなのと、膨らみにくい気がするので少し高いですが、いつもこちらを購入しています。
チャパティの作り方
器に全粒粉と塩を少々入れます。
少量ずつ水を加えながら、手でこねていきます。
拳でおしたりしながら。
手や器にくっつかないくらいにまとまったら生地作り完成です。
ラップをして30分ほど冷蔵庫で冷やします。
この間にカレー作ってもいいですね。
30分経ったら冷蔵庫から出して、ちぎってお饅頭より少し小さいくらいに生地を丸めます。
次に打ち粉をしながら麺棒で、直径15cmから20cmくらいの円形になるように伸ばしていきます。
おいらは家に小さいまな板しかないので、アルミホイルをひいてその上で伸ばしています。。。
あまりキレイな形にならなくても大体円形になれば大丈夫です。
残りの生地も同じように伸ばし終えたら、焼いていきます。
チャパティの焼き方
フライパンに火を付けて、しばらく熱します。
水滴を垂らして跳ねるようであれば、温度は十分です。
それでは焼いていきましょう!
回しながら両面に軽く焼き目がつくまで焼くと少し膨らみ始めるので、そのタイミングで直火にかけるとぷっくり膨らみます。
う~ん、今回はそれほどきれいに膨らみませんでしたが、こんなこともあります。数をこなしていくうちにコツをつかんで上手に膨らむようになります。
綺麗にやけるとこんな感じで全体的にプックリと膨らみます。
きちんと膨らんだチャパティは、破ると中に空洞ができています。
このまま食べてもほのかに小麦の甘みを感じる素朴な味で美味しいです。
カレーとともにいただきます
市販のレトルトカレーに具材を入れた簡単カレーです。
チャパティで具材を挟むと手が汚れずに食べられます。
唐揚げとハイボールとか巷では言われていますが、おいらはカレーとハイバールも合うと思っています。
今回はメーカーズマークのハイボール。
以上、チャパティの作り方でした。
今度はカレーの作り方も紹介してみたいと思います。