金門島は、台湾に属しながら中国本土のすぐ近くに位置する島です。
台湾の離島に行ってみたいと思ったことと、金門からフェリーで中国へ渡れるという立地にも興味があり、今回訪れることにしました。
高雄から金門島へ
高雄からユニ航空で移動しました。
航空券は9,490円で、所要時間は約1時間です。
台北・台中・嘉義・台南などからも便があります。
短距離路線のため、機内サービスは飲み物だけでした。
↑金門島上空
空港から市内(金城)へ
↑金門空港
空港前から金城行きのバスが1時間に約2本出ています。
所要時間は約20分、運賃は12元です。EasyCardで支払い可能です。
バスの中はなぜか電気がついておらず、暗かったです。
終点の金城バスターミナルで下車し、宿まで歩きました。
ホステル
金門島は宿泊費が高めなので、ホステル「バックパック ホーム 497 No.2」に泊まりました。
事前にLINEで送られてきた内容に沿って、セルフチェックインします。
宿泊者は、ほぼ中国人のようです。
宿泊者カードの国籍欄にはデフォルトでPRCと印字されていましたから。
階段しかないため、大きな荷物を持っている人には少し大変かもしれません。
ドミトリールームは1泊2,572円で、3泊滞在しました。
各ベッドにカーテンが付いており、それなりにプライベート空間が確保できます。
細長いロッカーがあり、カードキーで開けられます。
ただ、開けるたびにメロディが鳴るのでうるさいです。
各フロアに共同バスルームがあります。
狭くてシャワーは浴びにくかったです。
↑共同スペース
お茶とコーヒーは無料で飲めます。
冷蔵庫あり。
タオルや歯ブラシなどのアメニティ類は有料です。
レンタルバイクやレンタカーを借りることもできるようです。
金城市内
金城は島の西側にある中心の町です。
都会とまでは言えませんが、台湾本島にあるようなスーパーやコンビニ、飲食店があり、不便は感じませんでした。
老街
↑金城老街のメインストリート
朝市が開かれ、観光客で賑わう夜とは違った地元の姿を見ることができます。
行ったことはないのですが、どこか昔の閩南(福建南部)の雰囲気が残っているように感じました。
↑模範街
20世紀初頭に整備された、レンガ造りのレトロな商店街です。
お祭りシーズンだったのか、毎晩大音量の中で龍舞が行われていました。
おすすめグルメ
金門島は牛肉麺が有名らしいので、宿のすぐ近くにあるお店に入って食べました。
牛肉麺 160元(約800円)
台湾本島の牛肉麺との違いはよく分かりませんが、デフォルトでピリ辛でした。
お粥も有名らしいので、朝ごはんに食べました。
廣東粥 90台湾元(約450円)
風邪のときに食べたくなるような優しい味で、美味しかったです。
蒜泥白肉 50元(約250円)
豬腳飯(豚足丼) 80元(約400円)
特に金門らしさはありませんが、台湾の味で美味しかったです。
レンタルeバイク
観光地は点在しています。
バスでも回れますが、より効率よく観光するために免許不要のeバイクをレンタルすることにしました。
レンタルしたお店は「IONEX金門專賣店–新研租車」です。
スタッフのお姉さんは英語が通じたので、手続きがスムーズでした。
700元(約3,600円)で48時間レンタルしました。
1日目の24時間が400元、2日目が300元という料金設定です。
最高速度は25km/h。
遅すぎ(笑)
ミャンマーで借りたやつは40kmくらい出たんですけどねぇ。
法定速度を超えないように制限されているのだと思います。
金門島内にバッテリーを交換できるスポットが5ヶ所あります。
レンタル店以外は無人で、上の棚から充電されたバッテリーを取り、使い終わったバッテリーは下の棚に戻すスタイルでした。
バッテリーは足置きの下にあります。
鍵で開けてスポッと抜き差しするだけなので簡単に交換できます。
※バッテリー残量が3分の1くらい残っていても急に電源が切れることがありました。余裕を持って、こまめに交換しておいた方が安心です。
金湖散策
島の南東部にある金湖は、金城に次ぐ商業エリアのような位置付けです。
ショッピングモール
EVERRICHという金門島最大のショッピングモールがあります。
島内で唯一のマクドナルドがあります。
ブランド店なども入っていますが、ほぼ客がおらず、店員さんは暇そうでした。
近くに軍の演習場があるようで、爆発音が響き渡っていました。
商店街
昭和を感じる激渋の商店街です。
かき氷屋「黑丸嫩仙草」で休憩。
九份芋圓氷 65元(≒330円)
暑さで火照った体に、やさしい甘さが沁みました。
郊外観光
eバイクで2日に分けて郊外の観光地を巡りました。
地政学的な背景もあり、軍事関連の施設が多めです。
莒光楼
1953年に建てられた宮殿様式の中華風建築物で、大陸反攻のシンボルです。
内部は胡璉将軍に関する展示室になっており、無料で見学できます。
水頭集落
明代から続く伝統的な閩南式建築が残る集落です。
清代末期には東南アジアや日本などへの移民の供給地のひとつとなり、海外で財をなした華僑が建てた西洋風建築も残されています。
翟山坑道
1966年に造られた上陸用船艇発着基地で、現在は観光地として公開されています。入場無料です。
坑道の入口手前には、当時使用されていた上陸用船艇などが展示されていました。
陳景蘭洋樓
シンガポールで財を成した華僑・陳景蘭によって建てられた西洋風建築です。
開園時間を過ぎていたため外から見るだけになりました。
近くの成功海防坑道からは海が見えてきれいでした。
山后民俗文化村
1900年に建てられた、福建省南部の伝統的な建築様式の建物が並ぶ文化村です。
水頭集落と雰囲気は似ているので、無理して来なくてもいいかもしれません。
獅山砲陣地
金門島北部の岩山をくり抜いて造られた砲台です。入場無料です。
現在でも大砲が設置されています。
馬山觀測所
対岸の中国大陸を監視するための軍事施設で、現在は観光地として公開されています。入場無料です。
望遠鏡で対岸を眺めることができます。
金門大橋
金門島と小金門を結ぶ全長約5.4kmの橋です。
バッテリーが切れそうだったため、渡り切らず途中で引き返しました。
最後に
金門島からフェリーで厦門(中国大陸)へ移動しました。
のんびりとした雰囲気の中に、台湾とも中国本土とも違う、濃縮された閩南文化が残っていて興味深かったです。
台北・高雄から約1時間のフライトなので、台湾本島を巡った次の旅先として訪れてみてはいかがでしょうか。