遼寧省の省都・瀋陽。
清朝発祥の地でもあり、かつて奉天と呼ばれたこの街には、今も満州国時代に建てられた建物が数多く残されています。
長春で満州の歴史に触れ、さらに興味が湧いたため、こちらの街にも立ち寄ることにしました。
長春から瀋陽へ
長春駅から列車で瀋陽北駅に移動しました。
Trip.comで予約。料金は硬座で1,221円、所要時間は約4時間でした。
↑瀋陽北駅
↑駅前
都会は都会だけど、どこか垢抜けきらない東北らしさを感じます。
歩いて予約したホテルへ。
ホテル
中国でよく見かけるビジネスホテルチェーンです。
瀋陽北駅や地下鉄駅から近く、移動に便利な立地です。
2,673円のダブルルームに2泊しました。
部屋はコンパクトですが、清潔感があり快適です。
ドリンクサービスあり(水、ティーバッグ)。
↑10階からの眺め
勝者の景色です。(そう思ってる時点で敗者)
バスルーム
ドライヤーあり。アメニティあり。
なんの問題もございません。
瀋陽散策
6月の東北は気温は快適なのですが、雨が頻繁に降るため、旅行には不向きな時期です。
朝ごはんは、東北でよく見かけるチェーン店「满宝馄饨」でワンタン。
虾仁鲜肉馄饨 21元(約500円)
椒盐烤饼 1元(約23円)
海老がプリプリで美味しかったです。
中山広場
中心に巨大な毛沢東像が立つ、直径約90メートルの円形広場です。
広場の周囲には、満州国時代に日本人が設計した西洋風建築が6つ残っています。
旧朝鮮銀行奉天支店
旧横浜正金銀行奉天支店
旧奉天警察署
旧奉天三井ビル
旧東洋拓殖奉天支店
旧奉天ヤマトホテル
旧ヤマトホテルは現在も遼寧賓館として営業しており、内部を見学できます。
↑えげつない宿泊者リスト
↑歴史を感じる品々
洗浴体験
故宮などの有名な観光地も行くつもりでしたが、長旅で疲労が溜まってきていたので、瀋陽名物の洗浴(スーパー銭湯)で疲れを癒すことにしました。
Xで中国人におすすめを聞いて、一番評判の良かった「泡泡森林水療」にしました。
入浴料 119元(約2,800円)
リストバンド式の鍵を受け取り入場。
↑ロッカー
中国は水着で入るスタイルが多いと聞いていましたが、ここは全裸でした。
タオルは用意されているので、持ってくるのは着替えだけで大丈夫です。
ちなみにスマホは普通に持ち込めます。日本では考えられないですね(笑)
日本と同じように、湯船に入る前にシャワーを浴びます。
飲み物とフルーツは無料で取り放題。
熱めとぬるめの湯船、サウナがありました。
別フロアではビュッフェや垢すり、マッサージなども利用できるようですが、別料金だったのでやめておきました。
あとで聞いたところ、「中国では垢すりをしないと風呂に入ったことにならない」と言われるほど、洗浴には欠かせない存在だそうです。
次回はケチらずに試してみようと思います。
イスラム通りで回頭と羊スープ
ホテルへ歩いて戻っている途中、イスラームな雰囲気の通りを見つけたので、ここで夕食にすることにしました。
実は瀋陽には、イスラム教を信仰する少数民族の回族も多く暮らしています。
回頭 6元(約140円)
羊肉湯 28元(約670円)
回頭は牛肉を小麦粉の生地で包んだ回族料理です。
"一度食べたら振り返ってまた食べたくなる"という意味から名付けられたという説がある通り、またすぐに食べたくなるほど美味しかったです。
羊肉湯もたっぷり入った羊肉の旨味がスープに溶け出していて、美味しかったです。
最後に
歴史的な見どころが多く、まだまだ楽しみ尽くせていない瀋陽。
今回は十分に見て回ることができませんでしたが、東京や関西から直行便もあるので、また洗浴と観光を楽しみに再訪したいと思います。