長春は、吉林省の省都です。
かつて満州国の首都「新京」であったことから、現在でも当時の建物が数多く残っています。
日本との関わりも深かった満州国の面影を感じに、この地を訪れました。
ハルビンから長春へ
ハルビン駅から高鉄で長春西駅に到着。
Trip.comで予約。料金は二等席で3,080円、所要時間は約30分でした。
地下鉄で人民広場へ移動し、ホテルまで歩きました。
第一印象は、かなり整然とした都会です。
ホテル
長春中心部、人民広場近くにある観光の拠点として便利な立地のホテルです。
隣には売店があり、通り沿いには飲食店も何軒かありました。
部屋
2,555円のダブルルーム(朝食付き)に2泊しました。
部屋はとても広くて、きれいです。
しかも朝食付きでこの値段。東北の物価はやはりバグってます。
クローゼットあり。
↑窓からの景色
何が見えてるのか、どういう状況なのか…
バスルーム
中国ホテルあるある、ガラス張りのスケスケバスルームです。
↑洗面台
ドライヤーあり。
朝食
種類は少なめですが、ビュッフェ形式でした。
中華な朝ごはんという感じで、美味しかったです。
長春散策
満州国時代に建てられた建物を中心に街歩きをしました。
偽満皇宮博物院
長春を代表する観光スポットと言えば、偽満皇宮博物院です。(中国では満州国を「偽満国」と呼ぶ)
かつての「満州国」で皇帝となった愛新覚羅溥儀の宮廷跡を利用した歴史博物館です。
新たな皇宮の建設が計画されていましたが、完成することなく終戦を迎えたため、溥儀は在位期間の大部分をこの場所で過ごしました。
雨が降っていたので、タクシーで来ました。
入場料 70元(約1,650円)
WeChatのミニプログラムから事前に予約しておきました。
↑同德殿
政務や接見、娯楽などのために建てられた宮殿です。
サハリン州立郷土博物館に似た雰囲気があります。
日本語の説明もあって助かります。
↑勤民楼
満州国皇帝としての政務を行った建物です。
"偽満州国の初期、特に溥儀は偽満州国の皇帝になった後、確かに「よくやるぞ」という 「意欲を持ち、日々ここにきており、政務の処理に力を入れ、清朝先祖の遺業を取り戻そうと 「思っていた。しかし、偽满洲国が次第に植民地化されている中、自身は傀儡であることを悟り、あまり来なくなった。"
歴史に翻弄された、悲しきラストエンペラーだったのかもしれません。
意外と背は高かったようです。
1934年溥儀の「登極」式典宴会メニュー
↑緝熙楼
溥儀や皇后たちの生活の場でした。
元サッカー日本代表監督の岡ちゃんかと思ったら、溥儀ちゃんでした。
何気に顔をちゃんと見るのは初めてかも。
満州国崩壊後、皇帝の身分を失った溥儀は、一般市民として生きるための教育を受けました。
意外と可愛い字をしているパンピー、溥儀ちゃん。
敷地内には庭もあり、とにかく広いです。
これで「仮」の宮殿だったとは驚きです。
東北淪陥史陳列館
敷地内には、東北淪陥史陳列館という、日本の支配下に置かれた中国東北地方(当時の満州)の歴史を展示する博物館がありました。
うぅ… 連日の反日博物館は、こたえるものがあるな。
満州国時代の建物巡り
街中にも普通に満州国時代の建物が残っているので、それらを見て回ります。
歩いて長春駅まで来ました。
目的は駅ではなく、その目の前にあるホテルです。
↑大和旅館
満州国時代に満鉄が建設した高級ホテルです。
現在も「春誼賓館」として営業しており、実際に宿泊することもできます。
イカついロールスロイスが停まってました。
そのまま南へ歩き、人民広場までやって来ました。
広場の周囲には満州国時代の建物が数多く残っており、現在も現役で使われています。
旧満州中央銀行
旧満州電信電話株式会社
旧満州国首都警察庁
銀行は銀行、通信会社は通信会社、警察庁は公安機関と、現在も当時と同じ分野で使われています。
どこかの国と違って歴史的建物をちゃんと保存して活用してる中国、やるやん。
重慶胡同歩行街
夕食は人民広場近くの「重慶胡同歩行街」へ。
飲食店が立ち並ぶ繁華街です。
犬肉を提供するお店も、けっこう見かけます。
ローカル食堂で、東北名物の「地三鮮」を食べました。
地三鮮 16元(約380円)
白米 2元(約50円)
具材はカリカリに揚げられたジャガイモとナスに、シャキシャキのピーマンとニンジン。
ニンニクの効いた甘辛いタレとの相性も抜群です。
ただ、タンパク質がほぼゼロなので、鶏肉を入れて「地三鮮鶏」にしたら栄養バランスも良さそうだと思いました。
最後に
満州国に興味がある人は、ぜひ訪れてみてください。
おいらも実際に訪れて、ますます興味が湧きました。
帰国したら、映画『ラストエンペラー』を見てみようと思います。