ワディ・ムーサ
7時30分、起床。
ワディ・ムーサ の安宿「バレンタイン・イン」に宿泊しています。
同室のサウジアラビア人(仮名:ムハンマド)と8時から一緒にペトラに行く約束をしているのですが、時間を過ぎても起きる気配がありません。
8時30分まで待ってあげました。
でも起きません。
さすがに時間の無駄なので、起こします。
おいら「おはよう。起きないならおれ一人で行くよ」
ムハンマド「おう、そうしてくれ」
(#^ω^)オマエガ イッショニイク ツッタンダローガ... クソガイジン ヤッチャウヨ...
謝罪の言葉すらなし。
外人()を一括りにするのは申し訳ないけど、簡単に約束を反故にするヤツ多すぎねーか??
相手の時間奪うことに対してなんとも思わないやつ、めっちゃ嫌いだわ~
というわけで、クソ野郎はおいて一人でペトラ遺跡を観光しに行きます。
8時40分、宿をチェックアウト。
売店で朝ごはんを買いました。
チョコパイ、デニッシュ、インスタントコーヒー 1.5ディナール ≒ 280円
カップはもらえたけど、お湯はもらえなかったので、コーヒーは飲めませんでした。
ペトラ遺跡
9時、ペトラビジターセンターに到着。
こちらでチケットを購入できます。
ペトラ遺跡 1日券 50ディナール ≒ 9,200円
世界遺産の中で、一番高い入場料です。
紀元前の遺跡で金儲けしやがって (−_−#)
【チケットラインナップ】
1日券 50ディナール(≒9,200円)
2日券 55ディナール(≒10,100円)
3日券 60ディナール(≒11,100円)
2日券や3日券はお得ですが、遺跡すぐ飽きる人間なので、1日券以外の選択肢なし。
ヨルダンパスには、ペトラの入場券が含まれていてお得とかいう情報を見ましたが、良く知りません。
ペトラは、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」など様々な映画のロケ地になった場所としても有名です。
9時10分、入場。
コインロッカーがないので、荷物はチケットもぎのスタッフにお願いして、預かってもらいました。
↑地図
ペトラの最奥地にあるエド・ディルまで無料シャトルバスが出ているらしいのですが、時間があるので歩きます。
日本語のパンフレットあるんですけど、韓国語が混じっててむちゃくちゃなんですよね(笑)
高い金取ってんだから、しっかりせい!
チケット代に乗馬が含まれているらしいのですが、チップを払う必要があるので乗りません。
実際、乗っている人はほとんど見ませんでした。
バーブ・アッシーク・トリクリ二ウムとオベリスクの墓
さっそく遺跡出現!
下の建物が「バーブ・アッシーク・トリクリ二ウム」、上の三角屋根の建物が「オベリスクの墓」です。
バーブ・アッシーク(入口からシークまでのエリア)トリクリニウム(古代ローマ時代のダイニングルーム)では、死者のための饗宴が行われていました。
オベリスクの墓は、4つの尖塔がエジプトのオベリスクに似ていることからそう呼ばれています。だれの墓なのかは、諸説あるそうです。
↑景観に配慮した公衆トイレ
シーク
ペトラ都市部へとつながる1km以上の長さの渓谷で、自然の力で形成された巨大な裂け目です。
Watch out !
油断していると後ろからカートが突っ込んできます。
馬もロバもラクダも突っ込んでます。
いや~ この感じワクワクしますね〜
インディ・ジョーンズになった気分です。
小学生の時に見て以来だから、ほとんど忘れてるけど(笑)
道の脇には、土産物屋が並んでいます。
ワンダラ~ ワンダラ~ ヤスイヨ~
↑景観に配慮した犬
見えやした。
エル・ハズネ(宝物殿)
スークを抜けると・・・
ちゃっちゃら~ん!! エル・ハズネ ~(ドラえもんの声)
紀元前1世紀にナバタイの王アレタス4世が建設した、ペトラ遺跡の中で最も壮麗とされる遺跡です。残念ながら中には入れません。
映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」で、大富豪ドノバンからイエス・キリストの聖杯の所在を示す重大な遺物を手に入れてほしいと相談を持ちかけられる場所がここ。
日本帰ったら映画見てみよっと。
う~む、悔しいけどこれはスゴイわ。。。
これ見るだけでチェーマンの価値あるかも。
↑待機中のラクダさん
緻密な美しい彫刻が施されています。
岩山を上から下に壁面を削りながら建造されたそうです。
ええぇ 命綱とかない時代だよね 文字通り命がけの作品だ。。。
もっと眺めてたいけど、まだまだ序盤なので、先を急ぎましょう。
ファサード通り
↑岩窟墓
エル・ハズネを抜けると、40以上もの墓が連なるファサード通りです。
ファサードとは、建物の正面から見た外観のことです。
高い丘に登って撮影してみました。
まことに岩々しいです。
日陰ないから、夏は死ぬべ。
ローマ円形劇場
グレコ・ローマン様式の劇場です。
紀元前1世紀頃、王アレタス4世によって建設されました。
45段ある客席に 最大8500人が収容できたといわれています。
グラディエーターが戦っていたのでしょうか 胸熱
王家の墓
右手に王家の墓が見えました。
右から順に壺の墓、シルクの墓、コリント式の墓、宮殿の墓、セクスティウス・フロレンティヌスの墓。
墓墓言ってますが、実際に墓であったと確証があるものはセクスティウス・フロレンティヌスの墓だけ。
セクスティウス・フロレンティヌスを10回噛まずに言えたら、1ディナールやろう。
近くまで行けるのですが、体力温存のために遠くから見るだけにしておきます。
大神殿
ペトラで最も規模の大きい大神殿です。
600人収容可能な小規模な劇場型のテアトロンが綺麗に残されています。
カルス・アル・ビント
カルス・アル・ビントはアラビア語で「(古代エジプトのファラオの)娘の宮殿」という意味。
ナバタイの主神「シャドラ」に捧げられた、ペトラで最も重要な神殿です。
高さ23メートル、迫力があります。
ここいらで、ちょっと休憩。
乾燥してるから水分補給はこまめにね。
いや~ 広いです。
2日に分けて観光するのが、正解な気がします。
そして、ここからが本格的な山道。
気合を入れて、登っていこうと思います。
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